■リフォームとリノベーション
リフォームは劣化などにより古くなった内装や傷んだ箇所を修繕し、新築時の状態に近づける工事のことをいいます。傷んだクロスの張り替えや、古くなったキッチンの入れ替えなど、部分的な改修工事のイメージです。
一方リノベーションとは、一度間取りや配管などを白紙の状態で考え直し、これからの生活に合わせて新しい機能を付加したり、＋αの価値を生み出す工事をいいます。増改築工事などもこれに該当し、仕切りを取り払って広くすることや、間取りを変更するといった改修工事のイメージです。
■リノベーションのメリット・デメリット
そんなリノベーションのメリットは、自由に設計できるという点。ライフスタイルに合わせて住まいを作り変えることができるため、不便な箇所を快適に、不要な場所を必要なものにできるのです。
しかしトータルリノベーションの場合は、部分的なリフォームに比べてコストがかかります。必然的に工期も長くなってしまうので、コストやスケジュールなどを考慮した計画が必要です。
とはいえ、ほぼオーダーメイドに近い形で住まいを構築できるのがリノベーションの魅力。コストや工期はリフォーム以上にかかってしまうことがほとんどですが、それに見合う住まいを手に入れたいとお考えの方は検討する余地があります。リフォームにしようかリノベーションにしょうか迷っている方は、その点に関してもお気軽にご相談ください。
